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ケント流お金を増やす鉄則
ケント・ギルバード
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副業・キャリア
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資産形成
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副収入があれば“ファイナンシャル・フリーダム”になれる

100円を惜しんだ時

約40年前に家族とともに東京に移りはじめ、法律家としての仕事を開始した当時の年俸は日本円で約800万円でしたが、実際に東京で暮らしてみると、家賃だけで200万円、食費、子供への教育などの出費がかさみ、全くと言っていいほど、お金がたりませんでした。たった1年でキャッシュフローが200万円もの借金となり、当時の日課は、近所にある伊藤忠商事の社員食堂でランチを済ませることでした。これは、他でもない家族の生活のために、100円の出費すら惜しむ行動だったのです。

20億円になった時

1983年のある日、偶然が重なって、タレントとしての活動が始まります。人生も大きく好転し、さまざまな出来事を経て、現在、日本とアメリカに約20億円の資産を保有できるまでになったのです。突然売れっ子タレントとして、富を築くことができた私の投資家への道は、不動産投資で始まります。この頃、株や投資について知識はほとんどなく、いくら投資しても投資した分を減価償却できませんでした。そこで不動産投資へと移行、その狙いは「節税効果」でした。そもそも不動産投資には、物件の減価償却が伴います。購入した建物の購入価格を数年にわたって経費として収入から控除できるのです。一般的なケースの順序である「株や投資信託→不動産」とは逆に、不動産投資が軌道に乗った後、分散投資のため、株や投資信託などを始めました。

一番伝えたいこと

本書で最も伝えたいことは次の3つです。

・たとえ高い収入を得たり、急に大金を手にしたりしても、お金や投資の知識がないまま使い続ければ、大して残らないかもしれない

・今お金がないからこそ、お金の知識をあらかじめ身に付けておくことが大切

・副収入があれば、生き方が変わる

高収入や多額の財産を持っていることと、ファイナンシャル・フリーダムは分けて考える必要があります。本業とは別の「副収入」を持つことで、お金の心配を軽減し、安心して好きなことができるようになります。それは他でもないお金と投資の知識があるからこそ、成立するものなのです。

資産構築には“鉄則”がある

鉄則1 お金の使い方は“3種類”

まず紹介する鉄則が「お金には使い方が3種類ある」ということです。

1つ目は「消費すること」です。「消費する」とは「使えば資産価値がなくなってしまう使い方」のことを指します。例えばお腹が空いて、食べ物を買って食べてしまえばなくなり、その分のお金も消えてしまいます。消費すればなくなってしまうことを表します。

2つ目は「投資する」です。

「投資する」とは、持続的に価値が上がっていくであろうものにお金を使うことです。投資にはリスクが伴いますが、長い目で見て成功する投資の方法を模索します。

3つ目は「寄付する」です。

「寄付する」とは、一定程度お金を持っていたら、慈善事業などに寄付することです。寄付するとお金や投資への動機づけとなり、生きていく上で精神的に支えられるメリットがあります。お金には、これら3つの使い方があることを念頭に入れておきます。

鉄則2 収入の10~15%を投資へ

鉄則2であげるのは「若いうちから、できる限り長期間、毎月収入の10~15%を投資に回すこと」です。理由は「複利」にあります。「複利」は、資産形成において絶大な効果を発揮し、一定額を毎月投資し、時間が長くなればなるほど、加速度的にお金が増えていくものです。

日本の金融庁のホームページにある「資産運用シミュレーション」では、月収40万円の15%、30年間投資、平均年間利回りが7%の場合、投資開始の5年間はあまり増えませんが、16年後には2000万円、23年後には4000万円、30年後には8000万円に到達します。保守的なシミュレーションでも、場合によっては1億円に到達することも十分考えられるのです。このように複利の効果は絶大で、この仕組みを知り、地道に実行できるか否かが、成功の分かれ道となるのです。

鉄則3 分散投資する

鉄則3であげるのは「必ず分散投資すること」。有名な投資の格言で「タマゴをひとつのカゴに盛るな」という言葉にもあるように、投資においてリスクを軽減することは、とても重要なことです。最もローリスク・ローリターンなのが「貯金」「定期預金」「社債」。ミドル・リスクなのが「不動産」「投資信託」「公開株」となります。

ハイ・リスクなのが「事業」「FX」「商品先物」です。そしてギャンブルとされるのが「競馬」「宝くじ」です。

この中でのおすすめは「ミドル・リスクへの分散投資」です。約半年分の生活費を預貯金として確保した上で、それ以上の財産の大半は不動産、投資信託、公開株式に分散投資します。これがファイナンシャル・フリーダム(お金の悩みからの解放)実現のためのプロセスなのです。

著者
ケント・ギルバード
アメリカ出身の外国人タレント、カリフォルニア州弁護士。岡山理科大学客員教授。
出版社:
ワック
出版日:
2022/11/02

※Bibroの要約コンテンツは全て出版社の許諾を受けた上で掲載をしております。

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