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株式投資やってはいけないこと&やるべきこと
かたやま りえ
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マインド
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株式
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株式投資における失敗から得られた「やってはいけないこと、やるべきこと」は、下記のとおり15項目です。

※○は「やるべきこと」、×は「やってはいけないこと」

(1)×「失敗を取り返さなきゃ!」と必要以上の資金を投入する

(2)○資金管理を徹底して1銘柄当たりの取引金額を決めよう

(3)×頻繁な銘柄入れ替えをして常に取引をする

(4)×焦って高値掴みをしてしまう

(5)×経済ニュース、株式ニュース、SNSを見すぎる

(6)○株以外の楽しみも持とう

(7)○確証バイアスに気をつけよう

(8)×無計画な買い増しをする

(9)○みんなが恐怖心でいっぱいの時に買おう

(10)○経済サイクルと経済指標を理解して相場の方向感をつかもう

(11)○加工されていない生の情報を見よう

(12)○財務諸表をチェックしよう

(13)○価値と価格を見分けよう

(14)○あいまいなルールはダメ!損切りのルールを徹底しよう

(15)○株ノートを書こう

株式投資で大切なのは、知識だけでなく、小さな失敗を振り返りながら自制心を保ち続けることです。

「やってはいけないこと」には自制心が必要ですが、行動経済学を理解することでコントロールしやすくなります。

行動経済学とは、直感や感情による判断によって、市場や人々の幸福にどのような影響があるかを研究する学問です。

行動経済学に触れながら、「いつ損切りをするのか」など判断が必要な場面での注意点を紹介していきます。

人間の心理を知ることで、投資成績がアップする

「確証バイアス」や「無計画な買い増し」は失敗を招きます。

確証バイアスとは、自分の考えを正当化するために都合のいい情報だけを集め、都合の悪い情報は無視する傾向のこと。

株価の短期的な上昇を都合のいいように解釈し、すぐに買い増しするような行動は、確証バイアスによるものです。

また、買う前に企業分析をする際、つい、よい部分だけ探そうとしてしまうのも、人間の心理です。

「競合が出てくる可能性はあるか」、「円安によって利益が少なくなる可能性がある」など、リスクや懸念点も探す習慣をつけましょう。

上昇している株を見て、買いたくなった経験はありませんか。

どんどん上昇するのを見て「買い損ねる!」と焦って買った結果、株価は天井だったという失敗をしたという人もいるのではないでしょうか。

高値をつかんでしまった理由は、行動経済学で言う「ハーディング現象」というものです。

大多数と同じ行動をとることで安心感を得る現象のことで、SNSなどで話題になっているものが欲しくなるのも同じ理由です。

株式投資で失敗した経験がある人は、原因となった取引(買い増しや損切りなど)を行う際、自分がどのような気持ちだったのか深堀りしてみてください。

成果を出すために大切な気づきとなるでしょう。

情報を厳選し、自分で相場の方向感をつかむ

経済ニュースや株式ニュース、SNSを見すぎることは「やってはいけないこと」です。

経済ニュースでは専門家が株価の予想をしているものが多いですが、株価の予想はだいたい間違っていると言われます。

理由としては、下記の3点です。

・ほとんどの予想者が、現時点での数値をベースにしている

・現時点でのトレンドに沿った予想になっている

・現時点での数字に比べて極端にかい離した数値を予想する人がいない

これらの理由の共通点として、行動経済学で言う「アンカリング効果」が働いています。アンカリングのアンカーは、船の錨(いかり)を指します。

アンカリング効果とはアンカーを基準にして物事を考えてしまうことで、判断がゆがんでしまうことです。

しかし、すべての情報をシャットアウトするわけではありません。収集すべき情報とは、下記のとおりです。

・会社四季報

・決算短信

・有価証券報告書

・決算資料

・IR動画

このような情報は、決して見やすいものではありませんが、「加工されていない生の情報」です。

また、企業の情報を厳選するほかに「やるべきこと」として、経済サイクルと経済指標を理解することが挙げられます。

時間はかかりますが、経済指標をチェックして現在の景気の状態を理解することで、相場の方向感をつかめるようになります。

ルールを徹底する

株式投資の取引では、自分のルールを作り、適宜更新していくことが非常に重要です。

とくに、「損切り」のタイミングを決めるのは本当に難しいものです。

下記のように損切りのルールを決めて、仕組み化します。

・株価がどこまで下がったら「失敗」したかを決める

・受け入れ可能な損失額を決める

・迷いが生じないように「成行売りの逆指値注文」を入れておく

・買った理由が崩れた時は速やかに売却する

ルールを作るための有効な手段としては、銘柄ごとに「株ノート」を作成すること。

取引中や取引後の気持ちを記録し、繰り返すことで、自分の投資スタイルが作られていきます。

株式投資は、「うまくいかないなぁ」という時こそ成長のチャンス。

失敗と振り返りを繰り返すことで、自分のルールが更新され、冷静な判断ができるようになるでしょう。本書を読むことで、自制心と知識を身につけ、失敗を財産にしていきましょう。

著者
かたやま りえ
2016年から株式投資を始め、株好きファイナンシャルプランナーとして電子書籍、コラム執筆、メールマガジン発行をしている。 ファンダメンタルズ分析による中長期の成長株投資が好き。
出版社:
出版日:
2022/12/26

※Bibroの要約コンテンツは全て出版社の許諾を受けた上で掲載をしております。

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